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2021年04月13日

竿の話。。。アベ

こんにちはアベです。




先々週からしつこく言っていますが!引越し準備がひっ迫しております!今週末引越しなのでラストスパートをかけております!ガンバリます。




ところで、表題の件ですが、引越し先の山形県の海沿い地域である庄内地方には、庄内竿という伝統的な竹竿があります。




竿の話。。。アベ
主に磯釣り用で狙いの物はクロダイであります。




この竿の歴史は古く、今から300年ほど前の1707年から記録があります。

特徴としては、

・苦竹という竹の一種が素材
・1本の延べ竿で1.5mから7.2mくらいの長さ
・調子は元調子または胴調子
・漆など塗らず竹を燻して磨く作業を何度も繰り返す
・飾り巻など一切しない

等です。




この庄内竿は主に庄内藩の藩士が自ら製作して使っていたそうです。また、この竿は刀と同等に扱われてとても大切にされていたようです。


「竿に上中下の三品あり、その品に名竿あり、美竿あり、曲がり竿あり」

「名竿は名刀より得難し、子孫はこれを粗末に扱うべからず」と記されています。

(名竿、美竿の現代版はまさにアリゲーター技研さんの竿ですね。曲がり竿は良い意味なのかな?)




そして、庄内藩では藩士の釣りを「釣道(ちょうどう)」として奨励し、磯釣りを「勝負」と称するほど、武士も釣りを重要な鍛錬としていたそうです。




現在では、この竿の作り手は1人になっているようでチャンスがあれば私も製作をお願いしたいと思います。




ひるがえり、現在チームの先輩方は南方でチームの名竿「スタンディングソウル」で「勝負」の真っ最中でありますね。ご武運をお祈りします!





竿の話。。。アベ
というわけで!名竿を粗末に扱うなという指示に従い、私は写真のようにお札をしっかりと貼り付けて、引越しに臨みます!チャンチャン!。。。アベ






Posted by standingsoul at 18:42